キタノダイゴロウ 前々走で膝を折って大きく手間取った障害を前走はひと腰でまとめていたし、結果は２着も、内容は良かった。今回は基礎重量が増加されて５００キロとなるが、前走のカカリなら克服が可能だろう。脚抜きのいい馬場だったとはいえ、前走の１分３７秒４の走破時計はこのメンバーの中に入っても上位のもの。引き続き好勝負が期待できる。

　アアモンドボルト 端コースに入った前走でも障害をひと腰でまとめて２着と好走。ただ、今回はＣ２クラスでのレースで相手が強化されている。斤量も４９０キロと増量されているし、条件が厳しくなっている。決め手を欠く面も残っており、この中に入って勝ち負けとはいかない。

　サクラダイヤモンド 前走は４着に敗れたが、障害はひと腰でまとめてトップ抜けと上々のレースぶり。今回も先手を奪ってマイペースが可能な組み合わせ。持ち味である登坂力を存分に生かせる条件。あとは決め手を欠く面があるだけに、終い踏ん張り切れるかがポイント。降りてから我慢できれば前残りが狙える。